2019年10月13日、台風で長野県では千曲川が決壊。その濁流が小川醸造場(長野市長沼)のみそづくりの全てを飲み込みました。
明治18年、麹(こうじ)を使ったみそづくりを創業。四代目の小川さんは地大豆にこだわり研究を重ね、135年の時を経て、被災前に仕込んだみそが日本一に輝いたのです。この地に生き、子を育て、大豆畑を耕し、みそを仕込む毎日……その営みが人々の命を紡いできました。
「守りきれなかった―」。収入が絶たれ、家財も失い、絶望の淵であえぐ小川さん夫妻をなんとか救いたい! 2020年3月、NPOをはじめとした団体や個人が集まり、二人を励まし応援するプロジェクトを立ち上げました。
地域のみそ屋さんの復活が、未だ被災に苦しむ人々の心に希望の光をもたらすことにもなる。そう信じて……私たちにぜひ力をお貸しください。